Nvidiaは、実社会のビデオを3D映像に変換するAIを開発しました。これによってゲームやVRへの応用が可能になるということです。
Nvidiaが発表した新たなAI技術とは?
通常3D映像への変換は、特定のスキルを必要とし手間と時間を有し非常にコストがかかります。その障壁をなくすために、NvidiaはこのAIを開発したということです。
カナダのモントリオールNeurIPS AIカンファレンスにおいて、NvidiaはそのAIを公開しました。同企業は、DGX-1というスーパーコンピュータを使ってこのAIを実行することが可能です。しかしながら、一般のコンピュータでは実行することができないといいます。
Nvidiaが描く未来図とは?
DGX-1上で実行されたAIで自動運転によって走る車のカメラからニューラルネットワークを使って要素を抽出し、3Dのバーチャル映像を生成します。
動画をみると、実際にレンダリングされた3Dの映像を見ることができます。
Nvidiaの研究担当者であるBryan Catanzaro氏によれば、”NVIDIAは、インタラクティブな映像を生み出すた新たな方法を開発するために25年を費やしました。このAIがニューラルネットワークによる初めての映像です。”と述べています。
この映像は、ユーザーに都市映像を使った運転ゲームをさせている様子です。
Nvidiaの報告書 によれば、「科学的な利益とは別に、今回のような映像技術の統合はコンピュータビジョン・ロボット・グラフィックを使ったアプリケーションにおいて重要な意味を持つ」としています。
【参考】
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